コンタクトレンズの角膜潰瘍

14歳の男の子で、使い捨てコンタクトレンズを装用中、痛みが出てきたとのことで受診なさいました。

矯正視力も0.4までしか出ず、細菌感染による角膜潰瘍(かいよう)でした。一般的には、手入れが悪いとか、使用期限以上に使うとか、つけっぱなしで寝るなどの不適切な使用をする時に起こりやすいのですが、この方は問題なく使っているのに、角膜潰瘍になってしまったようです。

原因を顕微鏡で調べてみますと、細菌による角膜潰瘍のようでしたので、細菌を殺す目薬を30分ごとにして頂きましたところ、2週間ほどかけて良くなりました。まだ、白い混濁は残るものの、矯正視力も1.2まで回復し、事なきを得ました。

まだ少し濁りはありますが、痛みや充血が取れました

コンタクトレンズは非常に便利で、それにより快適に見えるようになりますが、まれにきちんと使っていても、このような合併症を起こしてしまうことがあります。コンタクトレンズを使用している方で、目に痛みや充血などの不具合を感じた時は早めに眼科を受診されると良いと思います。